自分が現在進行形で育児しているため、ヤフーのおすすめ記事に育児マンガがばんばん流れてきます。そして、それを見るたびに思うことを今日はお伝えしたい。この告白は社会人経験のない専業主婦の方には辛い内容かもしれませんが、心を鬼にして語らせてくださいっ
育児マンガを読んでいつも感じる疑問
育児マンガ、それは甲子園以上に熱い戦いである寝かしつけを終えたひと時にそっと訪れる束の間の休息に手早く読める短編漫画。育児あるあるに共感できたり、子どもたちの微笑ましい話に和んだりと、短いながらも内容はギュッと詰まっていてどれも面白んですよね。
自分としては、奥さん側の心情がとてもリアルに描かれているので非常に参考にもなっています。え、そういう捉え方すんの?いやいや、手伝うって言うと激おこなの?みたいなね(以前はちょっと言っちゃってました…)。
そんな感じでいろいろと頼りにしている育児マンガなのですが、実は一つだけ気になっていることがあります。
それはーーーー
ワンオペの家の夫たちって激務多くね?
という謎。
そりゃあ業界の繁忙期や決算期など、短期間めちゃくちゃハードモードになる状況はあるかもしれないけどそれでもねえ。一年通してエブリデー多忙ってどこぞのワンマン社長及びワンマン社長にこき使われているマネージャーならまだしも、一介の会社員でそれはなくない?
毎日深夜まで残業続きだったとしたらその会社、労働基準法確実に違反してるじゃん。
世の中ってブラック企業こんなに多いの?

育児マンガの世界では、連日深夜遅くまで働いていたり、朝早くから夜遅くまで家に一度も連絡できない、電話してもつながらないとか、そんな状況の男たちがわんさか登場するのです。
いつも信頼している育児マンガだけど、このシチュエーションだけは正直言ってちょっとギモンなんですよね。
今の時代が高度成長期のモーレツ社員量産期ならまだしも、ブラック企業が撲滅傾向にある令和の世に四六時中働いてる人って本当にこんなに大勢いるんかな?
でも一部の人はきっと違うと思う

自分が働く会社ではありがたいことに男性育児に対してかなり応援してくれるため、残業もほとんどないですし子どもに何かあれば男性社員でも休みの融通がきくので、余計疑問に思うのかもしれません。
とはいえ、連日深夜残業当たり前のブラック企業があまりにも多いのは統計的にもおかしいハズ。
ではなぜ、ワンオペ育児の家の夫は夜遅くまで帰って来ないのでしょうか。それは、ある一定数の男たちがとある犯行行動を繰り返しているからだと自分は思っています。
それはずばり、セルフ遅延。
例えばダラダラ仕事をして勤務時間を長引かせたり、上司の目を恐れて先に帰れなかったり、仕事終わりにまっすぐ家に帰るのがなんとなく淡白なのでカフェやコンビニに寄って暇つぶししていたりと、自分の意志で帰りを遅らせているパターンが一定数存在するのです。
自分の意志で帰ってこない男も存在する
事実、自分が新卒で入った1社目では「いや~すぐに帰って子どもの世話するのしんどいんだよね~」、「仕事終わりにちょっと自分の時間が欲しいじゃん」などと言って自由意志で帰りを遅らせている男性社員がかなりいました。育休取得もほぼなく、取っても数日でカムバック、一番しんどい産後ヶ月でも育児に参加しないのが当たり前で「育休?は?取るわけないじゃん」みたいな雰囲気。
そんな男たちは大抵19時に上がったとしても1時間ほど暇つぶしして20時~21時に帰るパターンを常習化しているのです。
エ?たった1時間だけじゃん、許してやれよって思う人もいるかもしれませんが、実はこの時間帯が肝なんですよ。だって20時に帰ったら子どもの迎えはもちろん食事の買い出しや調理もやらなくていいし、子どもの食事補助や入浴なんかも免除されるちょうどイイ時間に帰宅できるというワケ。
あとは用意された食事を食べて自分だけ風呂に入り、子どもが起きていた場合は寝かしつけさえすれば「育児も頑張った感」が演出できますからね。
給与明細見たらわかるし、仕事できるやつかもわかる

今、このブログを読んで下さっているのが社会人経験のない専業主婦でワンオペをされている方だったら、ぜひご主人の給与明細をじっくり見てみてください。
ご主人が深夜まで働いているとしたら、残業手当はきちんとそれだけ上乗せされていますか?連日深夜まで働いていたら、きっとそれなりの手当てがもらえているはずです。
もらえていなかったら、その会社がブラック企業の可能性があるとともに、ご主人の育児サボリの可能性も見えてきます。
また、仕事が多くて大変なんだよね~なんて愚痴をこぼす人にかぎってダラダラ仕事をしてどうでもいいタバ休を繰り返していることも考えられます。
子育てを経験してみて分かったのは、育児ほど大変なものはないということ。今までやっていた仕事なんかめちゃくちゃ楽勝だったなぁと笑けてくるほど、特に3歳頃まではきついものです。あと、会社員って結局は替えがきく歯車の一部だと思う(そうじゃないと組織は大きくならないし、定年制度や新入社員育成にも対応できない)ので、替えがきかない育児よりは全然気がラク。
なかには本当にしんどい仕事をしている人もいると思うので、その人にはまったく当てはまらない内容になり大変申し訳ないのですが、一部サボっている奴が存在しているのは紛れもない事実です。
ワンオペに奮闘している育児マンガに共感するだけでなく、根本的解決に動いて育児負担を減らすのも良いのではないかと思い、今回は筆をとった次第です。悲しいけど、これ現実なのよね。一部の男たちのサボリがもっと発覚して、なんなら朝のニュースとかに取り上げられて、ワンオペで戦う奥さんたちが少しでも減ったら良いなと願っています。おわり!