沖縄県宜野湾市で新型コロナウイルス感染症の影響による経済支援が発表されました。支援策は地域振興券的なクーポン券事業とPayPayを活用したキャッシュレス推進事業の2つ。まずはひと足先にクーポン事業からスタートしたので、その内容をまとめてみたいと思います。
ぎのわんだふるクーポン券とは？
2021年に宜野湾市が独自に打ち出した市民生活および市内事業者支援事業。宜野湾市内の全世帯に人数に応じた金額のクーポン券（＝金券）を配布し、指定の取り扱い店舗で利用できます。
ぎのわんだふるクーポン券がもらえる対象世帯は下記のとおり。
- 2021年6月1日時点で宜野湾市に住民登録がある
- 発送日前において住民登録がある世帯
上記の条件を2つともクリアしないともらえないので、今年の9月に宜野湾市に引っ越してきたり、タイミング悪く発送日前に住民登録を他に移してしまったらNG。
クーポン券の受取金額
クーポン券は一世帯につき5,000円を基本として、人数が増えるごとに1,000円加算されるようです。
- １人の場合：5,000円分
- 2人家族の場合：5,000円＋1,000円＝6,000円分
- 3人家族の場合：5,000円＋1,000円＋1,000円＝7,000円分
- 4人家族の場合：5,000円＋1,000円＋1,000円＋1,000円＝8,000円分
上限は20,000円。ということは16人家族までOKです。そんなビックダディいるん…？
クーポン券の発送時期と利用期間
2021年9月上旬から10月上旬にかけて順次郵送されるもよう。9月上旬ってことは、もう届いた人もいるかもしれません。
利用可能期間は2021年10月1日～12月31日まで、2か月あるので日々の買い物に利用したり好きなお店を応援するなど、いろいろ考えて使えそうです。
クーポン券の利用可能店舗
利用できる店舗はスーパー、コンビニ、飲食店などさまざま。現在も参加店舗を募集しているようなので今後まだまだ増える余地あり。現時点での利用可能店舗は「市報ぎのわん」9月号の一覧チラシで確認できるほか、専用サイトで公開しています。
ぎのわんだふるクーポン券専用サイト：https://ginowan-genkisaisei.jp/
ちなみに沖縄県の他の自治体では…
ちなみに宜野湾市の隣り、浦添市では同じようなクーポン券事業を2021年夏に開始しています（市内全世帯へ3,000円＋０～13歳までの児童がいる世帯へ児童一人につき5,000円）。また、参加飲食店を利用してスタンプを集めると豪華景品が当たる ま～さんパスポートin浦添キャンペーンも昨年に続いて再び開催。さすが浦添市、早いな。税収がかなり違うのかな…？
その他、うるま市では2020年に発行した電子プレミアム商品券「うるま市e街ギフト」事業を今年も開始するそうです。これはうるま市民以外でも利用OKとのこと。
地方自治体、事業者、家庭、個人などいろいろな形で沖縄経済を盛り上げていけたらいいですね～！もちろん感染対策を取りつつ、無理なく、誠実に。
